全員集合キューピーちゃんと名付けよう
当時、お祭りなどで水に浮いている浮き人形を仕入れて、ちょっとしたセットにしてストーリーを作って販売をしていた。
その中でも代表的なのが、、、
■全員集合キューピーちゃん
なぜかキューピーに色が付いていて赤、ピンク、緑、黄色、肌色があった。カラー的に風水と絡め色別に「おまじないQP」として説明を加えた。例えば黄色は「金運」、ピンクは「恋愛運」、グリーンは「勉強運」が向上するということで学生によく売れた。5体セットの「全員集合キューピーちゃん」は全部そろうので、欲張りなあなたは全部かなう?セットとして大好評。
■初期ドラえもんのうきうき人形。
まれに、左足を上げているミステリーフィギュア-名づけてラッキードラえもんと名付けた商品。
■RCAのビクター犬(MADE IN JAPAN)
この商品はいわゆるはね品でデッドストックだったのだが、日本からアメリカに向けて作られた景品だったようで、ちょっとした貴重品として販売した。
■ぞうピス
ぞうの顔の水鉄砲はロングラン商品で、玩具やに昔からあった商品。そのロングランさが受けて親子二代で使っているという話が、安心感を与えたのか、形のかわいらしさもあり、ヒット販売。
この、なんでもない玩具に付加価値を付ける。店舗でただ、並べて売っても売れる商品ではないのである。店の雰囲気もあるが(この雰囲気作りはまた折を見て説明するつもり)、商品の持っているエピソードや、逸話を織り交ぜてストーリーを作ることによりおもしろさが加わり売れる商品に変わっていったのである。
安価な商品の付加価値
お祭り縁日などでよく見かける浮き人形、キャラクターやキューピー人形などカラーバリエーションが綺麗で並べて販売しても売れる色が限られている大袋にセットなので、偏りがでてしまう。
バランスよく売るには全カラーせっとにすると良いのだがどうも無理がある。
さてここで商品の付加価値について考えてみよう。
金額は1個20円くらいの仕入れを5個セットで500円くらいにしたい。
あなたのストーリーを考えよう!
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